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2015.07.12
サミット予行演習会
11日(土)から12日(日)にかけて、全国高校生自然環境サミットの予行演習会を実施しました。開催校となる本校生徒の他、サポートスタッフとして参加していただく都立つばさ総合高校の生徒さんと一緒に、フィールドワークの場所を巡りました。
また、生物の先生による植物(樹木)のレクチャーも受けて、サミット本番は自分がその役をやることになるので、みんな真剣に取り組んでいました。
1日目は、学校のまわりの3つの公園をフィールドとして、獨協のまわりの自然の特徴を見出そうというフィールドワーク。地方から集まってくる高校生たちに、東京の地形と自然の関係を発見してもらえたらうれしいです。
フィールドワークをしたら振り返りをして共有するという基本の流れを学んで、だんだん自分たちでプログラムを進めることができるようになっていきました。
宿泊は、本番と同じ代々木の国立オリンピック記念青少年総合センター。ここでは、フィールドワークを行なうスタッフとは別の生活スタッフがチェックインから食事や入浴といった流れを作ります。
フィールドワークチームが宿舎に到着したのは日没間際。梅雨の晴れ間に半端ない暑さが加わって、汗だくくたくたの1日目。これでやっと休めるのかと思いきや、夕食・入浴後も打ち合わせは続き、翌日の行程が決まったのは22時半を過ぎていました。
一夜明けて、朝から快晴。2日目も暑さとの闘いになりました。2日目は、東京の自然の成り立ちを考えてもらうために3つのグループに分かれて別々のフィールドワークを行ないます。ここが今回のサミットの山場。はたして想定通りのものにたどりつけるのか。
2日目のゴールは光が丘公園でした。3つのフィールドから集まってきた生徒たち(先生たちも)は、疲れ切っていましたが、なんだか自信が表情にあらわれていました。ようやく見えてきたのでしょう。
今回の予行演習で、ようやく具体的なイメージが出来上がってきました。課題もたくさん見えてきました。さあ、夏本番に向けて行けるところまで行こうじゃないか。第16回全国高校生自然環境サミットは、8月4日(火)開幕です。
2015.06.14
桜丘すみれば自然庭園
本日は、全国高校生自然環境サミットのフィールドワークの場所を下見&打ち合わせに行ってきました。
ここは「桜丘すみれば自然庭園」、世田谷区立の公園です。正門の前には環八が通っています。
サミットでは、2日目の午前中にここでフィールドワークを行ないます。といっても、少々変わった活動になるかもしれません。今回のサミットの大テーマは「東京の自然の成り立ち」。それを解明するためのヒントが、この公園には詰まっています。
「東京にもこんな自然があるんだー。」
「まあ、東京で自然と言えば公園の緑くらいでしょ。」
「え、これだけ?」
などいろいろな反応が想像されますが、どれも私たちが求めているものではありません。うまくいくかはわかりませんが、東京の高校生たちが全国の高校生に向けて発信する東京の自然の姿をぜひとらえてもらいたいと思います。当日を楽しみに。
2015.06.13
土壌生物の観察
8月に本校を開催校として「全国高校生自然環境サミット」が開催されます。今日はそのプログラムの1つである土壌生物の観察について、前校長である永井先生を講師にお招きして、実習を行いました。
ひもで囲った50㎝四方のエリアの土を集め、模造紙の上に広げます。しばらくするとモゾモゾと這い出してくる生き物が。それをピンセットや吸虫管を使って捕獲し、シャーレに入れていきます。
すべて集めたらシャーレのなかの生き物たちを種類別に点数化していくのですが、学校のまわりの土ではなかなかいろいろな種類の生き物は見られず、100点中10点前後、獨協の森の土でも20点ちょっとでした。多様性のある豊かな自然の1つの指標として土壌生物についてのよい実習となりました。
2015.05.29
草刈精鋭部隊
ホタル観察会に向けて、本日放課後、獨協ビオトープには高校3年生(受験生)・2年生で組織される、精鋭部隊が集結しました。
今年も無事ホタルは光ったものの、あまりにも草が茂りすぎていて観察しようにも見つけられない可能性があり、トリミングの必要がありました。
と、いっても、適当に草むしりをすればいいというものでもないのです。ビオトープに意図的に導入した植物と、勝手に生えてきた、いわゆる雑草を見分けてトリミングしていかねばなりません。しかも、葉の陰や根元に隠れているホタルごと取ってしまっては意味がありません。
作業は、時折小雨降るなか慎重に、地面にホタルがいるかもしれないので、中に足を踏み入れないように、進められました。
30分ほど作業をしたら、川筋が見えてきました。そうだ、ここには川が流れているんでした。
久しぶりに川底まで光が差し込んでいます。ビオトープは、もともとそこにある自然ではなく、私たち人間がつくり出した自然空間です。その維持・管理にはやはり人の手が必要です。かといって、手を加えすぎても観賞用の池になってしまいます。バランスを考えながら、今後も作業が進みます。
2015.05.27
今年も出ました(速報)
2015.05.27
この実なんの実?
2015.05.02
植え付け
2015.04.30
水漏れ
2015.04.23
女王捕獲
はい、もう何も言わなくても、何の女王かおわかりだと思います。先ほど、ビオトープにオタマジャクシのようすを見に行ったら、黒い飛翔物体が目に入りました。どうやらクヌギの木の樹液が目当てのようでした。
一旦校舎に戻ったところ、昆虫が専門の生物の先生がいらしたので、その話をすると「じゃ獲りに行くか」と。
どんな装備で捕獲するのかと思ってしばらくビオトープの前で待っていると、網とピンセットと小瓶をもって登場。
しかも、目標が木にとまっているのを確認すると、スススッと近づいて、サッと小瓶をかぶせて、ミッションコンプリート。
さすが! 専門家の無駄のない動き。
5㎝くらいのまるまる太った蜂で、女王蜂だそうです。これで新しい巣が1つ減っちゃったということになるそうで、生態系にとっては良いのか悪いのか…。
ビオトープから戻ってくると、ちょうど部活を終えた中学1年生たちと遭遇。瓶に入った(すでに麻酔で動かない)女王蜂に興味津々。生の環境教育の時間となりました。
ちなみに、この蜂は秋頃の授業で使うことになりそうです。
2015.04.22
原点
しばらく投稿をさぼってしまいました。すみません。今年度もよろしくお願いします。
春になって、ビオトープは毎年恒例のメダカとオタマの学校状態となっています。が、今日はそれは置いておいて・・・
屋上緑化の作業が明日から始まるのを受けて、今日は前校長の永井先生にお越しいただき、緑のネットワーク委員の生徒を対象に、屋上緑化について、また獨協の環境教育全般について講演をしていただきました。
言うまでもなく、本校に環境教育を導入し根付かせたのは永井先生です。まさに獨協の環境教育の原点とも言える先生のお話。獨協の環境教育を新入生にも伝えたい! そんな気持ちがこもったお話でした。放課後1時間ほどの講演でしたが、みんなよく聞き、質問にも答えていました。