緑のネットワーク通信

2015.04.23

女王捕獲

はい、もう何も言わなくても、何の女王かおわかりだと思います。先ほど、ビオトープにオタマジャクシのようすを見に行ったら、黒い飛翔物体が目に入りました。どうやらクヌギの木の樹液が目当てのようでした。

 

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一旦校舎に戻ったところ、昆虫が専門の生物の先生がいらしたので、その話をすると「じゃ獲りに行くか」と。

 

どんな装備で捕獲するのかと思ってしばらくビオトープの前で待っていると、網とピンセットと小瓶をもって登場。

しかも、目標が木にとまっているのを確認すると、スススッと近づいて、サッと小瓶をかぶせて、ミッションコンプリート。

さすが! 専門家の無駄のない動き。

 

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5㎝くらいのまるまる太った蜂で、女王蜂だそうです。これで新しい巣が1つ減っちゃったということになるそうで、生態系にとっては良いのか悪いのか…。

 

ビオトープから戻ってくると、ちょうど部活を終えた中学1年生たちと遭遇。瓶に入った(すでに麻酔で動かない)女王蜂に興味津々。生の環境教育の時間となりました。

ちなみに、この蜂は秋頃の授業で使うことになりそうです。

 

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