2014.03.27
ヘイケの幼虫
獨協ビオトープといえば「ホタル」というわけで、改修後のビオトープに再びホタルの光を灯すために、前回と同じ所沢の幼稚園から、ヘイケボタルの幼虫をいただいてきました。
本来ならば5令幼虫なのでそのまま放流という流れになりますが、改修後まだ半年で春を迎えていないため草も生えていないということから、今回は一部を放流し、残りは水槽でしばらく飼うことにしました。
ホタルの幼虫って、こんななんですね。
あいにくの雨でしたが、永井前校長にもお越しいただき、新しいビオトープに幼虫を放流。
春になって早く草が生えてくれるといいな。それまで、水槽のなかで待っていてください。
2014.03.27
ちょっと待とう
一昨日東京の桜の開花宣言が出ました。学校は春休み。正門の桜の蕾も開きつつありますが、今日は朝からあいにくの雨模様。
今日咲くのは、やめとこう。といった感じでしょうか。
2014.03.19
キジバトの水場
昨日、ビオトープの小川で、キジバトが水を飲んでいるのを見つけました。そういえば、以前ネコも来ていたなぁ。
池では、カワヤナギが花(を)つけていました。ワレモコウにも見えますが、黒色のネコヤナギです。
正門から向かいの椿山荘を見たら、きれいな桃色の花が咲いていました。桜には早いので、何でしょう?
もうすぐ春ですね。
2014.03.17
めだかの学校
今日はあたたかく、ビオトープの池ではめだかの学校が始まっていました。ざっと30~40匹のめだかたち。1年生から6年生まで大きさも様々。冬の間はいったいどこに隠れていたのでしょうか。
池のなかに落ちたクヌギの葉を拾ってみると、表面にゼリー状のかたまりがくっついていました。
モノアラガイの卵でしょうか。モノアラガイは、ホタルの幼虫のエサにもなります。もうすぐ春ですね。
2014.03.14
ビオトープに植物を
春を前に、ビオトープの工事を再開しました。
今日は、午前中に光が丘公園のバードサンクチュアリーに行き、許可を得て水辺の植物を少し採取してきました。午後、冬の間に崩れた池の石組みを直すところから始まり、植物たちを池の中や周りに植えていきました。
池の水はまだまだ冷たく、手は真っ赤。それでもがんばって中Ⅰの生徒諸君が作業をしてくれました。
真ん中の池の淵には土を足して、将来ホタルが上がることのできる場所を作っていきました。
作業は4時間ほどかかって、ほぼ終了。あとは、土と水が馴染んで、植物たちが芽吹いてくるのを待つばかり。
みなさんお疲れさまでした。
2014.03.07
始動
本校が毎年参加している、全国高校生自然環境サミット。再来年の東京開催を目指して、準備委員会が本格始動しました。
今のところ、まだ中心となる中Ⅲ以上の生徒数名での活動ですが、テーマづくりのきっかけとして「東京の自然を知る」という切り口で、実際に行ってみることから始めます。
今日は、みんなで持ち寄った東京の自然を地図に落としていきました。やはり「公園」が多いようです。これからの活動が楽しみです。
2014.03.06
カエルの命、つながるか
先日のヒキガエルの悲報を聞き、中学1年生数名がやってきて、亡き骸をていねいに埋めてくれました。
埋め終わって、ふと、池をみるとカエルの卵が! あら、いつの間に? このカエルのものかどうかはわかりませんが、無事育つよう祈りたいと思います。
2014.03.06
宇宙トマトのたね
先日、生徒が里親になって育ててくれた宇宙トマトの実を持ってきてくれたので、少し柔らかくなるのを待って、割ってみました。すると、なかからたくさん種子が飛び出してきました。ザルにあけて果肉の部分を洗い流し、今干しています。
また来年、この種たちから次の世代が育ってくれると、うれしいです。
2014.03.04
カワニナの背中
昨日、ビオトープを見に行った際、ショッキングな出来事がありました。
ヒキガエルが、池のふちで死んでいたのです。獨協ビオトープは、近隣の自然とのつながりをつくることをひとつの目的としており、招き入れたい動物のひとつにこのヒキガエルがいます。都市化によって、ヒキガエルの生息環境は狭まり、産卵する池も減っている昨今、獨協ビオトープが都市部の自然に対して担うものは大きいと思っています。
せっかく冬眠からさめたカエルが池に訪れ何らかの原因で死んでしまったのか、カラスか何かに捕まって運ばれている間に落ちたのか、わかりませんが、改修したビオトープに新しい命を宿してくれるかもしれなかっただけに、残念でなりません。
池のなかでは(手を突っ込むとまだ冷たくて大変ですが)、カワニナたちがゆっくり動き回っていました。水面に頭(?)を出したので、一枚写真を撮ってみましたが、拡大してみると湾曲した水面に空とビオトープの風景が写っていました。