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- 緑のネットワーク通信
- アーカイブ:2013年7月
2013.07.31
ビオトープ改良工事はじまる
2013.07.31
全国高校生自然環境サミット
7月27日から29日まで、全国高校生自然環境サミットに参加してきました。今年で第14回となるこのサミットは、全国から環境教育、特に自然環境に関心の高い学校が集まり、毎年開催地の自然との豊かな触れ合いを通して、自然環境について考えるという会です。今年の開催地は沖縄でした。
開催校の沖縄県立辺土名高校の自然体験プログラムを中心に参加者みんなで沖縄の自然を満喫しました。
海での生き物観察、山原の森のナイトウォーク、川での生き物観察、カヌー体験、と自然との触れ合いを共有した上で、この自然の良さをどう伝えていくのかといったテーマでグループに分かれてワークショップも行いました。
沖縄の自然を知ることで見えてきた、それぞれの地元の自然。いや、見えていない自然があることに気づかされたのかもしれません。
都会の自然とは・・・。本校の代表3名は、新たな課題を見つけて東京に帰ってきました。今後の彼らの活動が楽しみです。
2013.07.19
ビオトープ改良工事~まずは測量
2013.07.11
ビオトープ勉強会
昨日、緑のネットワーク委員会では、ビオトープ勉強会を実施しました。放課後、練馬区の光が丘公園にあるバードサンクチュアリーに向かいました。
ここには、獨協ビオトープとは比べ物にならないくらいの大きさのビオトープがあります。普段平日は公開していないのですが、今回は特別にここを管理されているNPO法人生態工房さんにご協力いただき、ビオトープの見学と維持・管理のノウハウなどについての学習会を開いてもらいました。
講師の安倍さんの話はアカデミックで具体的で、とても興味深いものでした。いろいろな話を聞くうちに、みんな獨協ビオトープの抱える課題について考え始めました。今、獨協ビオトープは遷移が進み、かつての生態系が失われつつある現状です。管理という面でも初期にそれをあまり想定していなかったことがここにきて状況を難しくさせています。この先も「ビオトープ」として豊かな生態系を維持していくためには、何をする必要があるのか、気づいた人もいるようでした。
学習会が終わって解散する頃には「改良が必要なんじゃないか?」「いっそつくり直すくらいの方が・・・」という声も。委員の生徒たちは、獨協ビオトープができたとき(8年前)を知らない世代です。ビオトープはつくるときが一番面白い。そしてそこに多くの学びが生まれる。生徒たちの気持ちは未来に向きはじめたようです。教員もそれに応えて、獨協ビオトープは新たな挑戦をする必要があるのかもしれません。じゃあ、いつやるか? ・・・
2013.07.11
モンゴルより
今日は、モンゴルからお客様がお見えになりました。モンゴル第53学校の教頭先生と生徒さん2名、共同プロジェクトを進めている埼玉大学の先生です。降水量の少ないモンゴルで食物栽培に活かせるのではないかということで、本校の屋上緑化を視察しにいらしたのです。
屋上緑化の見学では、本校生徒の説明を興味深く聞いていらっしゃいました。ゴーヤやスイカ、カボチャといった野菜も珍しかったようで、写真もたくさん撮っていました。特に給水システムに関心を示され、質問も。
猛暑のなかの見学のあとは、本校の緑のネットワーク委員会の生徒たちと理科室で交流会を行いました。モンゴルの生活や農業について説明をしてもらったり、日本とモンゴルの文化の違いについても話題が出て、充実した時間を過ごすことができました。
2013.07.09
猛暑の影響
梅雨明け直後のこの猛暑。私たち人間にも厳しい日々が続いていますが、屋上緑化のゴーヤたちにもかなり過酷な状況だったようで、いくつか枯れ始めています。え!?ゴーヤは沖縄でも育つんじゃ??と不思議な感じがしますが、試しに水温を測ってみると、給水管の水で42℃。もうお風呂ですね。
土のなか、約10cmの深さで39℃ちょっと。やはりお風呂ですね。
つまり、このゴーヤたちは、根が気温よりも高い温度(お風呂くらい)にずっとつかっていることになります。茎や葉よりも根の方が温度が高いということ。通常の栽培法では、地面に上から水をかけるので地中の方が温度が低いはずなのですが、本校の給水システムではその逆の状況が起こることがわかりました。根にとっては、想定外の環境だったのかもしれません。このあたりはもう少し研究してみなければわかりませんが、今後改良の余地もあり、生徒たちにとって、よい教材となりそうです。
ちなみに、屋上のコンクリートの表面温度を放射温度計で測ってみると・・・
16時でこれですから、日中の最高は何℃だったのでしょうか。